こんにちは。kamaxです。
今回は、「コミュニティバス」の
社会への貢献について、取り上げます。
バス会社によって、この
「コミュニティバス」
をお持ちの所はあると思います。
主な目的として、足の不自由な方、
ご高齢者の日常の足として、
市内、町内を循環していますよね。
市区町村が運営している場合も
多いのですが、
採算が合わない事情から、
なかなか手の出せない
ところですよね?
本当は利用者は少数でも、
コミュニティバスがあることによって、
高齢者の方々の生活が変わります。
ただ、採算が合わないと、
事業として成り立たない。
ここがジレンマでしょう。
国からの補助金や援助金が
さらに増えることを、
切に願います。
さて、「Uber」というサービスを
ご存知ですか?
アメリカ発のアプリサービスで、
車に乗っている人と、
乗りたい人とを
アプリ上で結びつけるサービスです。
最近多いですよね?
「アプリ」とか「シェア」とか、
「マッチング」。
こと車業界においては、
タクシーや乗り合いバスの
需要を脅かすサービスです。
時間のある人、車に乗っている人が
タクシー変わりになり、
乗りたい人がアプリで検索して、
乗せてもらう。
便利なサービスで、雇用も産み出せて、
一石二鳥!?
私はそうは思いません。それは、
「二種免許もない素人が、
賃走をやっても良いのか?」
これに尽きます。
ちゃんと二種免許を取得し、
経験も積んだ運転手が
行うべき仕事だと思います。
あと、単純に思うのが、
「何故タクシーとバスは、
あんなに運賃が違うのか?」
ということです。
認可等の問題もあるのでしょうが。
やはり、「命を守ってお客様を
送り届ける仕事」を、
素人にさせてはいけません。
機械に任してもいけません。
今現在の時点で、
国が地方のバス会社やタクシー会社に、
もっと援助をすべきだと思います。
地方の巡回運行事業は、
地方の運行のプロに任せるべきなのです。
もう1つ言いたい事があります。
例えば、こういった
「コミュニティバス事業」を行う際に、
新車では、マイクロバスを除いて、
ほぼ日野の「ポンチョ」しか
車両の選択が出来ない、、、
ことです。(上記の写真参考)
このバスは、コンパクトで中は
極限まで広いのですが、
ホイールベースが長く、
しかも車高が低い。
地方の大手路線バス会社が言うには、
「うちの路線では、このバスを走らせると、
底がつっかえて立ち往生する」
というのです。
ですから、今だに、
日野のレインボーや、
三菱のエアロミディ(MJ)を
走らせているそうです。
はっきり言って、もう基本設計は
30年近く前のバス。
故障も多いでしょうし、
エアロミディに至っては、
国土交通省から「リコール」も出ています。
メーカーさん、「ポンチョ」の代わり、
作りましょうよ。
地方の土地の段差も走れるよう、
ホイールベースのもっと短い、
車高のもっと高いバスを。
来る高齢者化社会、高齢者の運転
による事故も増加しています。
まだまだ先の自動運転や、
前代未聞のサービスに任せるのではなく、
地方の運行のプロ会社に、
人の輸送を任せましょう!
「大手路線バス、観光バスの
作業従事者ですが、こんな修理が
出て困っています」とか、
「路線バス、観光バスにこんな
機器をつけたいのだが、
どうつけるか分からない」など、
特にバスの内装作業に私は詳しいので、
こちらからお気軽にご相談下さい。
御社のお仕事の手助けになれば幸いです。