こんにちは、kamaxです。
今回は、これが時代の要請なのか、全席に「USBソケット」の取り付け作業の依頼が入ってきました。
画像は全て取り付け後の写真になりますが、それぞれ解説していきたいと思います。
先ずは、左右のダクトの上に配線モールを貼って、各席にUSBソケットを取り付ける為の配線を回していきます。
一番前列の窓側の席の人の為に、腰板の上のカバーの端に固定しました。
逆に通路側の席の人のUSBは、この位置に取り付けました。どうでしょう!?実はここが一番使いやすい場所かも知れませんが、、。
各席の配線はこのように回しました。邪魔にならないように、シートの可動に引っ掛からない様にするのがまず大前提です…。
配線の処理によっては、座布団が入らなかったり、シートを倒すと線が引っ張れたり、ベストの配線処理を見出すのはなかなか時間がかかるものです。
前から2列目以降のUSBソケットは、全てシート裏の樹脂カバーに左右2個分固定していきました。
この場所を選んだのは、加工がしやすく、配線が回しやすいからですね。
このUSBの取り付け場所も、最初は悩みましたね~。よくあるのが、肘当ての下のレバー部分に取り付けているバスが多いのですが、
このバスは通路側のみ肘当てが付いているので、窓側の席の人のソケット位置が難しくなります。
それなら、どちらの席の人も、前席のカバーに取り付けて、ちょっとかがんで使って頂こうとという話になりました。
もちろん、お客様のバス会社とご相談して、、の結果ですよ。
最後列(后席)のUSBの場所はもっと悩みました…。
窓側の席の人の取り付け場所が、窓の下のサイドクッションのこの位置に付けました。
段が上がっているので、前席のシート裏のカバー、、という訳にはいかなかったのです。
もちろん、この位置にUSBを取り付けるのには、キレイに配線を回す必要があります。
それぞれ後ろから、レザーのカバーの中を通し、抑えのカバーを外して、樹脂のサイドクッションの中を通してソケットの裏で纏めてあります。
后席の中央の席の座面の左右に、通路側の席の人のUSBソケットを取り付けしました。
これは、1列目の席の通路側の取り付け場所と同じですね~。
もっと言うと、后席の真ん中の人のUSBは無いのですが、、。何処にも取り付ける所がありませんでした・・・。
左右のどちらかが開いていたら、それを使って頂く事にしようと、そういう結論になりました…。
如何だったでしょうか!? 私達は全部で3台、同じバスにこのようにUSBソケットを取り付けしたが、3台目は約2日で作業が終わりました。
Twitterでゆるく繋がって みませんか!?