こんにちは。kamaxです。
さて今回の作業は非常に緊張しました…。何故なのか!?
それは、日野の新型「水素バス」を作業するからです、、。
では、何の作業なのでしょうか??
それは、、「ドライブレコーダーと付属のカメラ８個を取り付け」でした…。
約２億円の新車の水素バスに、穴を開けてのカメラ８個も取り付けするのです、、。
いや〜、出来れば誰かやって欲しい…。
しかし、私達が受けた仕事なので仕方がない。覚悟を決めて作業していきますか！
非常に「ツリ目」の水素バス、未来を感じますね。
外側の左右のカメラは、ミラーのアームカバーに取り付ける事になりました。
しかし、どうやって外すのでしょうか!?
おそらく大量の「ピン」で止まっていると踏んで、左右のカバーとも
とにかく引っ張って見ることにしました…。
室内のカメラも、まず前幕の内張りのカバーを外して、
この中に配線を通す事にしました。
表面の軽い内張りと、その奥に頑丈な鉄枠がありました…。
軽い内張りはいいのですが、この鉄枠が結構重い、、。
バランスを崩して周りに傷でも入れたら大変です！
慎重に取り外し、車体の外に置きました。
これは車内を数人の作業員で作業するときの鉄則で、中に外したものを
置くと必ず誰かが踏みます！
なるべく外に置いて、作業の邪魔にならないようにしないと破損したら大変です。
ただ、今回はピットの中にバスを入れて頂いての作業なので、
車体の外に置けますが、屋外の作業の場合はそうはいきません。
車体の中で邪魔にならないように外したものを置いておきます。
まぁ、時と場合によりけりですが…。
そして、これも大変！
車内中央のモニターの横に、室内の後方を記録するカメラを付けるのですが、
どうやってカバーを外すのか??
そこからまず取り掛からねばなりません…。
どうにか外れました…。
それほど重たいものではないのですが、誰も立ち入らない様な所へ慎重に置きます。
さて、外側の左右のカメラの取り付けに移ります。
そしてまず、左右のカメラは配線を何処から車内に引き込むかを確認します。
すると、カバーの裏側に何か別の配線が車内から出ているのが見つかりました。
画像は左側のカバーの裏ですね。
おそらく現在付いている左側のカメラの配線だと思います。
今回追加するドライブレコーダーのカメラは、同じ配線穴を
使うことにしました。
そして反対の右側のカバーの裏です。こちらにも配線穴が確認出来ました。
こちらもこの穴を利用して、追加のカメラの配線を車内に引き込む事にしました。
はいっ、外側左右のカメラが取り付け出来ました。
基本的には左右ともミラーのカバーに取り付けするカタチになります。
これが今後のメンテナンスもしやすいので、支局からの了解も頂けました。
特に右側のカメラは、視野角が取りづらいので、カメラステーを作成して
角度を付けれる様にしました。
それから、申し訳ありません。
画像がここまでしか撮れませんでした…。
内装側のカメラがどう付いたのか画像でお見せしたかったのですが、、。
そういう事で、2億円の水素バスへのドライブレコーダーと、
記録カメラの取り付け終了しました。
普段の倍以上の緊張感と、初めて作業する緊張感、当日で作業を
終えないといけない責任感で、ドッと疲れました…。
まぁたまにはこういった作業もあります。これも、新車バスの
追加工程のひとつですからね。
年間500台前後作業する内の100台、その年によっては200台ぐらいは
新車の作業をします。
新車を作業する仕事を頂いている、という事に感謝をしております。
なかなか普通は触らしてもらえませんからね、実績も経験も無ければ。
特に人脈や信頼、これは一番大事にしています。
一度でもいい加減な作業をすると次は呼んでもらえませんから。
私の知っている業者には「出入り禁止」になった人達もいます。
やはり、お客様の信用、信頼を裏切る事が一番自分に仇となって返って来ます。
私はちょっと作業した後を見れば、
その業者が自分の利益の為にそうしたのか、
お客様の利益の為にそうしたのかすぐ分かります。
残念ながら、自分の利益の為に作業をする業者が増えています。
何故それが今後何倍も不利益になって自分に返って来ることが
分からないのでしょうか??
「目先の利益に飛びつく」
世間はこういった風潮ではないでしょうか、現在。
少なくとも、私はそこには属さない様に、
今日も作業をやっていきたいと思います。
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