こんにちは。kamaxです。
前回に引き続き、「ユーザー車検」を
ピックアップします。
一通り検査コースを追加して、
どれかの検査項目に「×」が出た場合、
どうすれば良いのか?
いわゆる「再検査」です。
最終のボックスの検査官に、
何が「×」なのか、
どれだけの数値でダメなのか、
聞きましたよね?
各項目によって、対処法を
アドバイスしましょう。
〇「サイドスリップ」・・・もし、
これに「×」が出たら、近くの
予備検査屋さんにお願いしましょう。
ご自分では無理だと思います。
ロッドが固いので。
モンキーに長い鉄パイプが必要です。。。
〇「ブレーキ」・・・これが「×」なら、
もう一度検査コースに入って、
思いっきりブレーキを踏んで下さい。
サイドブレーキは思いっきり引いて下さい。
それでもダメなら、諦めて後日出直しです。
特にリアブレーキは、分解整備が必要な場合が
多いです。整備工場で再度調整ですね。
〇「ヘッドライト」・・・事前に予備検査屋さん
で調整しておけば、合格でしょうが、
古い車などは仕方ありません。
もう一回予備検査屋さんで調整し、
もう一度検査コースに入りましょう。
〇「排ガス」・・・これも古い車は「×」が多い。
しばらく動かしていない車も多いですが、
検査場の端に行って、何回かアクセルを
吹かしてみて下さい。
それでもう一度検査して“OK”になる場合が
あります。ダメなら、エンジンや排気系に
問題があるかもしれません。
再度整備ですかね。
〇「灯火回り」・・・いわゆる、「玉切れ」
というやつです。
電球が切れている場合が多いので、
交換しましょう。
これは、再度検査コースに入る必要はありません。
近くまで行って、検査官を呼びましょう。
検査項目で「×」が出るのは、以上でしょうか?
それ以外に出る場合は、構造の欠陥か、
改造車であるかもしれません。
もし「タイヤのはみ出し」などで不合格の場合は、
その日に車検に受かるのは難しいです。
普通車は何かフェンダーを付けて、
車幅変更すればOKですが、
軽自動車は絶対許してくれません。
ごくたまに、ジムニーやパジェロミニで、
はみ出しの大きなタイヤのまま車検に
来ている人もいました。
通る訳ありません。
再検査に並ぶ場合は、ハザードを付けて、
上記の写真にある機械のボタンを押しましょう。
その下に、再検査項目のボタンがありますので、
その項目のボタンも押しましょう。
まれに車幅や全長が変更になって、
構造変更になる事があります。
検査官の指示に従って、「新規コース」に
再度並ぶ必要があります。
(書類も追加でもらって、書いて、
添付しないといけない)
合格すれば、いよいよ登録課に
書類一式を提出し、呼ばれるまで待ちます。
呼ばれて、書類が帰ってきたら
必ず確認して下さい。
特に構造変更した場合は、変更箇所が
ちゃんと車検証に記載されているか?
以上で、「ユーザー車検」の特集は終了です。
よほどの改造車でない限り、ご自分で車検に
来てみるのもアリですよ。
過去3回に渡る私の記事と、国土交通相のHPで
確認して、是非チャレンジしてみて下さい。
何よりも安上がりですから。
国土交通省のHPはこちら