三菱ふそうエアロクイーン系の観光バスを路線バスに改造!?その完成形とは!?

こんにちは。kamaxです。

今回は三菱ふそうの現行の観光バス、「エアロクイーン」を路線バス仕様に改造して欲しい、とのご依頼です

観光バスの場合、路線仕様にするのは「高速路線バス」に改造する事が多いです。

今回も例外なく、その仕様に改造していきます。

まず、路線バスには「運賃箱」が必要なのですが、この三菱ふそうの「MS96系」のエアロバス、

運転席左側の仕切りや扉を外せば、ピッタリと運賃箱が入ります!

 

 

運賃箱の先端を少し左に向けてずらす必要があるのですが、これでも通路は十分にスペースを確保できます。

車検には「通路幅の寸法は30cm必要」という基準があるのですが、実際は40cmは要りますよね!

今回はそれ以上の寸法も取れているので、車検は問題無いと思います。

後は、運賃箱の搭載時に必要不可欠な、「振れ止め」の製作なのですが

 

 

運転席へ入る開き扉の前のボルト穴を利用して作成しました。

これはフロントダッシュパネルを止めているボルトになります。

なるべく元からあるボルトやビスを使って固定出来るように作ります。

外せば加工跡が残りません

今回の三菱ふそうエアロの様な観光バスに運賃箱を積む際には、

振れ止めをどう作るかが一番悩みました。後ろ側は運転席への通路になりますので、何も加工が出来ない。

となると、前側でどうにか振れ止めを考えなくてはなりません

私の場合、この様な部品で作成しましたが、結局日野のセレガでも似たような仕上がりになりました。

日野セレガの振れ止めの作成記事はこちら、、

後は、運転席との床の隙間はこの様な縞板工板を加工して取り付けました。

ここに「ズポッ」と足が入るのを防ぐためです。

さて、お客様のご依頼で、

「整理券」と「ICカードリーダー」を取り付けて欲しい、

との事なんですが、何処に付けようか悩みました…。

結果、答えを出したのがコレです、、。

 

なんと、搭乗口のキャビネットのフタを外し、中を作成して対応しました。

作成はキャビネットの専門業者さんにお願いしました

この加工の一番の目玉はココ!

整理券の下に何やら手回しのネジがあるのですが…、

 

なんと、スライドレールが付いていて、整備の時に前に引き出せる様になっています!

配線は絡まない様に左側面から後ろ側で伸び縮みする感じにしました。

整理券の紙のロールが無くなれば、このレールを引き出して交換する作業が今後は必要です。

 

如何だったでしょうか!?

三菱ふそうエアロの観光バスを路線バスへ改造する場合、今回の様な内容の作成が必要になってきます。

なみに、運賃箱を後に載せる予定だったこのバスは、最初から搭乗口の左側のキャビネットは、通常のものより斜めにカットされています。

こうしないと通路のスペースが取れませんね。

通常のキャビネットはもっと四角いので、もしこの様に運賃箱を搭載すればかなり通路が狭くなるかもしれません。

私の関係業者に、キャビネットの加工を専門に行う所もあります

バスの内装の架装、加工には様々なプロの手を借りて仕上げていく必要があります。

御社のご依頼に応じて、そこはカスタマイズしていきますので、何かお望みがあればご相談下さい。

まずは、こちらまでお問い合わせ頂けませんか??
 
 
出来れば、御社のバスの写真、改造したい箇所の写真も添付して下さい。
 
もしかしたら、アドバイス だけになるかも知れません。
 
作業をお勧めしないかも知れません。
 
 
まずは、写真と共にお問い合わせ下さい。
 
 
御社に寄り添うことは お約束しますので、 一緒に前に進みましょう!
 
 
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