こんにちは。kamaxです。
さて今回は、三菱ふそうの観光バス「エアロクイーン」のヘッドライトの下に、
「LEDデイライト」を取り付けて欲しい、
というご依頼を受けました。
加工途中の画像が無いため、皆様には完成した後の画像をお見せする事になります…。
まずは正面から見た完成形の画像になります。
こちらの車両は、三菱ふそうエアロ「MS06系」のバスになります。
最新型のエアロは、顔回りのデザインが変わったのでこの様には付きませんが、
同じ顔の観光バスをお持ちの御社は、ご参考にして頂ければ幸いです。
拡大画像をご確認下さい。加工穴は両端を丸くして、楕円状の長穴にしているのがお分かりでしょうか?
もちろん、ちゃんとヘッドライトの下のフタは開け締め出来ますよ。
その上、ちゃんとコルゲートを巻いて配線を保護しないと、風化でちぎれる可能性もあります。
デイライト本体は、左右にL字のステーを作成して、内側はフタのブラケットへ、
外側は凸状の部品と共止め。
要するに、LEDデイライトの両端にL字のステーを作成して、元の部品の間に挟み込んで
取り付けしているのですね!
正直これしか方法がありませんでした…。付属の部品はヘッドライトの下のフタには
合いませんでした。
さあそれでは、暗くなってLEDデイライトを点けてみるとどんな感じになるのか、
下の画像でご確認下さい。
このLEDデイライトは、ちゃんとしたメーカーの部品なので、照度がスゴい!
遥かに遠くから視認出来るのです!
もちろん、デイライトですから、昼間も点灯しています。安全運転に一役買っていますね。
付いているバスも、LEDデイライトの色も特徴的なので、そのうち
「デイライトが点いているから、あのバスが来た」と覚えられる様になります。
それだけインパクトがありますね、この装備は。
このデイライトをこのバスに点けたい!というお客様の意思がよく分かりました。
ですので、どうにか考えて今回はこの様にLEDデイライトを取り付けしました。
何かと知恵を絞って部品を設計、作成して、取り付けながら精度を上げていく作業が多いです。
このデイライト加工を行うバスも、この後4台続いたのですが、4台目は2日かかっていた
作業が即日で終わるようになりました…。
一度段取りや要領の道を作ってしまえば、後は繰り返すだけです。
これが後に経験となり、スキルとなるのです。色々なお客様からのご依頼のおかげで、
様々な作業をさせて頂きました。
御社のご依頼に応じて、そこはカスタマイズしていきますので、
何かお望みがあればご相談下さい。