今回は路線バスで!「バスの内装リフォーム」とは何をするのか!?

こんにちは。kamaxです。
今回は全2回!
「バスの内装りリフォームの全貌」
と題して、お送り致します。
皆様も、乗ったことがあると
思いますが、
その路線バスは、大抵は大手私鉄、
もしくは市町村が公営で所有して
いる場合が多いです。
もちろん、毎年数台の新車のバスも
購入しますが、バスは長持ちします
ので、内装をリフォームし、外装を
塗り替えて使います。
私がよく担当するバスの内装リフォーム、
「バスの内装更新」とはどんな作業を
するのか!?
その施工作業の全貌を、全2回
に分けてご紹介したいと思います。
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まずは、バスの室内のシートを全て
外していきます。
上の写真の様な、電車でもよくある
横長のシートは、骨組みが重いし、
押し釦の配線も外すのが厄介です…。
バスの室内に押し釦があちこちに
付いていますが、
全てに配線が走っています。
これを一つ一つ外していくのが
本当に手間なんです、、。
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こういった床の点検ブタの金具も、
すべて外して清掃します。
もちろん、新品の床地(ロンリウム)
を貼った後に、また金具を全て
元通りに組み直します。
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運転席の後ろのパイプ周り。
結構複雑にステンレスやら金網
やら付いているので、
外すのがちょっと面倒です、、。
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シート下のダクトや足置きなどは、
結構錆びているのです…。
もちろん、錆びを落として、
色も塗り直しますが。
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運転席を外すと、複雑な右側の
スイッチ周り、機器などが
見えます。
もし、床張りを貼るのに
邪魔であれば、これらも
出来る限りバラします。
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これ、分かりますか!?
左側の中扉と、シート下にあった
扉の制御機器などです。
たくさんの配線やリレーが
組み込まれているので、
完全に外せません。
浮かして床張りを貼ります。
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はい、完全に元の床張りを
剥いだ状態です、、。
ちょっと写真が暗くて
申し訳ありません。
写真で分かる通り、
バスの床は完全にコンパネ木材
張りで出来ています。
もし、コンパネ材が腐って
腐食していたら、
新しいコンパネ材を
形通りに切ってはめて
いきます。
もちろん、元のコンパネ材と
段差が出るので、
これを全面機械で研いで
平らにします。
コンパネの剥がれた所、
板の継ぎ目などは、
パテで綺麗に
段差をなくします。
ココが腕の見せ所。
床に凹みがあったり、
膨らんでいたりすると、
その場所を踏んだ時に
分かります。
ここをなるべく平らにして、
分からなくします。
この平を出すのに、
経験と技術が必要に
なるんですね~。
コンパネの床を摺り上げて、
新しい床地を貼り、
塗った部品を元通りに
組み込めば完成です。
さて、次回は上記の作業を
終えて、
完成したバスの室内を
ご覧頂きましょう。
乞う、ご期待!

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