こんにちは。kamaxです。
今回は、あるバス会社が、
自社でこれから運行する
保有バスを、なんと、
ネットで落とした
失敗談について
考えていきたいと
思います。
目次
①現車も見ないで購入
そもそも、これが失敗の原因です。
このバス会社は、運送会社2代目の
若社長が関西に新たに進出してきた
会社ですが、
ネットで現車も見ずに落札した、
と言うのが若者らしい…。
私達の世代では考えられません。
しかも、バスはベンツ製の
「ネオプラン スターライナー」
観光バス業界では、20年ぐらい前に
流行ったバスですが、
もう古いバスです、、。
いざ手にすると、錆で穴だらけ。
各フェンダーの裏も酷い穴が
開いています。
その会社の整備士が鉄板を
張り合わせて直していました…。
②外側だけ全塗装
室内も酷い状態で、
何でしょう、、
湿気臭いのです、、。
もしかして、何処か
雨漏れでもしているんじゃ
ないでしょうか!?
外側だけキレイに
全塗装していました。
パッと見がキレイなバスでも、
室内がこれだけ臭ければ、
乗客も二度と乗らないでしょう。
③如何にネットが信頼出来るのか!?
まだまだネットでの車両の販売は
信頼が置けません。
特に、こうしたバスやトラックの
中古車は、
現状販売が原則です。
もし現状バスが錆びて
穴が開いていたり、
エンジンや足回りが
調子悪くても、
次にバスを買う側が全て
修理しなくてはなりません。
だから、現車を見ずに
ネットでバスを落札するなど
もってのほかです、、!
このバス会社の社長は、
その辺りが若いかな、、
といった印象です…。
④バスの車体の目利きは素人には出来ない
バスの車体は、何処まで
錆びているかが、
その後の修理費を
左右します。
酷い車体になると、
足回りのアームの付け根が
錆びて外れている、
そんなバスもあります..。
人間で言うと、股関節が
外れたまま、
歩いているようなもの。
必ず車体の下側に潜り込んで
歩いているようなもの。
必ず車体の下側に潜り込んで
見ることが大事です。
エンジンの調子は、エンジン
エンジンの調子は、エンジン
をかければ8割分かります。
ベルト類のブレ、プーリーの
稼働音、鳴き、
後は、酷い黒煙が出ないか。
足回りの異音、トラブルは
走らないと分かりません。
もし現車確認に行って、
試乗できるものなら
試乗しましょう。
ゴトゴト音が鳴るかを
聞き分ける為です。
あまり足回りでゴトゴト音
がひどい場合は、
良くないですね、、。
⑤まとめ
これから運行業務を担うバス、
売り手の地域まで必ず行って、
売り手の地域まで必ず行って、
現車確認しなければならない
と思います。
特に今回、20年前の外車の
バスを現車も見ずにネットで
落札した、、
となれば自殺行為もいい
とこです…。
観光バスなどは、フレーム(車体の鉄骨)
が室内のすぐ床下に走っています。
後ろの足回りの骨は、
すぐ前のトランクの横骨に
溶接されています。
もしこの骨が錆びて、
骨が無くなっていたら!?
こんな状態でバスが走っても、
その内外れて走行出来なく
なります、、。
人間が、骨盤と大腿骨が
外れているのに歩いたり
走ったり出来ないのと同じです。
中古の観光バスの良し悪しは、
先ずここを見て欲しい。
バス会社の社長、運転手さんは、
バスの車体のプロではありません。
もし、御社が中古バスを買う時、
車体の良し悪しの判断に自信が
無い時、判断しきらないとき、
私が目利きしましょう。
日にちがあるのなら、
そのバスの写真、気になる箇所を
下記のメールアドレスまで
送って頂けませんか!?
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kamax.will.biz@gmail.com
もしくは、こちらのお問い合わせ
フォームからでも構いません。
中古とはいえ、バスとなると
1000万円近くはしますよね!?
中古バスを買ってから
後悔しない為に、
私にご相談頂いてからでも
遅くはないと思います。
ご相談に関しては
無料ですので、
御社からのメールを
お待ちしております。