こんにちは。kamaxです。
以前の記事で、その事故の概要
を取り上げ、
少し手厳しい事を書きました。
本日はリサーチ中に、
数年前の小田急バスの事故に
ついて、
逆に運転手側を擁護するような
内容の書き込みを
見つけましたので、
シェアしたいと思います。
~結局、全て運転手の責任か!?~
皆様の会社の乗務シフトは、
いかがでしょうか?
どこのバス会社も、
路線バスの勤務時間、
シフトはこんな内容
なのでしょうか?
〇発車の明朝から、最後のバスの帰庫までが勤務時間。〇週休2日はウソ。人手不足の為、休日出勤も頼まれる。〇1日16時間勤務が平均。2週間に一回程度の休み。中休みは勤務時間に入らない。〇体調不良であっても、変わりがいないので乗務する。〇中休みの間で、バスの日常点検をさせられる。〇家に帰って、睡眠時間は多くて4~5時間。〇路線に出れば時間との戦い。遅延に関しては運転手の責任。〇運行管理側は、所要時間を削ることに躍起になっている。ダイヤ改正もその目的。運転手にも強要。〇ドライブレコーダーの録画を抜き打ちで監査し、運転手に指導する。〇車内事故、駆け込みなど、乗客とのクレームは運転手に対応させる。〇車内事故でケガ人が出た場合、人身事故になり、会社からも停職処分を喰らう。〇以上の様な環境で、居眠り運転は日常茶飯事。
この書き込みの主様は、
今でも現役の路線バス運転手で、
先日の事故も、起こるべくして
起こった事故だと言う。
もし、事故を起こした
小田急バスが、
こんな労働環境であれば、
確かに仕方ない部分も
あるでしょうね。
しかも、ここ数年、勤務時間は
どんどん増えているそうです。
ひとえに、人手不足が原因
であると。
このままでは、もっと
深刻な人手不足になる
十数年前、もしくは昭和の
時代は、勤務時間が早番、
遅番で別れていたようですね。
労働基準から言っても、
適正だと思います。
現在は、人件費の節約で、
発車から帰庫まで
運転手を乗務させている会社
も多いそうです。
確かに、それでは体調も崩し
ますし、居眠りもあるでしょう。
大手私鉄のバス会社であれば、
労働組合も強いと思うのですが、
それをもってしても、
このような労働環境なの
でしょうか?
それと、乗客からのクレームは
運転手の責任なんですか?
今はドライブレコーダーが
あるので、理不尽なクレームは
減ったと思いますが。
以前の記事でもあったように、
駆け込み乗車してきた客を
ドアで挟めば、傷害事故で、
全て運転手の故意と
見なされるのですか?
車内事故や、ドアで挟む事故
などを考えると、
貸し切りバスよりも
路線バスの方が
クレームは多いでしょう。
内容も深刻だと思います。
運行業務に関して起こる事象は、
全て運転手の責任なんですか?
会社側は?運行管理側は
何も擁護しないのですか?
現役のバスの運転手である
主様の同僚も、
過労死で無くなったのです。
こういった現実を知って、
これからバスの運転手を
目指そうという人は
少ないと思います。
全てのバス会社が、こんな
労働環境ではないと
思いますが、
御社はいかがですか?
それほどかけ離れて
いないのでは?
これでは、運転手も
定着しないと思います。
人が辞め、負担の増えた
運転手も過労で辞め、
いよいよ人の居なくなった
バス会社はどうするのですか?
廃業ですか?
まずは労働環境を是正して、
運転手が健康的に働ける様に
することが早急な課題です。
あとは、乗客とのトラブルを、
会社や管理側に擁護して
もらわないと、
安心して乗務出来ません。
私達は、運転手様の、安全で
快適な乗務を、
「技術で応援」する側なので、
努力を続けていきます。
あと私は、必ず運転手様の味方
になりますので、
そうした訴えを、このブログを
通じて発信し続けます。