こんにちは。kamaxです。
私達は、昨年から引き続き、
全塗装と室内電装改造の、
「MS96」系のバスを
作業しております。
得意先のバス会社が、
中古バスを購入したので、
今回も私達で運行に向けた
デザイン替えと、
電装設備を整えるために
入庫しました。
年明け早々、運転席右側の
柱カバーに着いている、
火災警報装置が鳴り
始めました。
「ピー、ピー、ピー、…」
ずっと鳴りっぱなしです…。
こういった装置は、
ドアのスイッチなどと
同じく、
「常時電源」なので、
メインスイッチを切っていて
も鳴り続けます、、。
火災警報装置のセンサーは
エンジンルームにあります。
「エンジンルーム内が
異常温度により、火が
出てますよ!」
そう知らせる為の装置です。
普段はまず鳴らないのに、
何故今急に鳴っている
のだろうか!?
原因は2つ考えられます。
✔エンジンルーム内の火災
警報センサーの異常。
✔火災警報装置自体の破損、
異常。
確率で考えると、エンジン
ルーム内のセンサーの方が、
異常反応、もしくは
破損しやすいです。
この「火災警報センサー」は、
エンジンルーム内に
3つあります。
さぁ、どれがダメなんで
しょうか?
右後ろのリッド内に、
体を潜らせて、
覗き込みます。
タンクやら、エンジンやら
でとにかく狭い!
各センサーのカプラーを
1個ずつ外してテストします。
すでに新品のカプラーは
納入済みなので、
これと繋いで音が鳴り止めば、
それがダメなセンサーと
いう事になります…。
ありました!ちょうど中間の
位置にあったセンサーです。
ですが、このセンサーを
交換するとなると、また狭い!
ギリギリ手が届く範囲で
工具を挿し込み、
少しのスペースで
可動させていく…。
やっとの事で取り外し
ました。
こいつが原因でした。
タンクの上の天井付近で
カプラーを差し替えるの
ですが、
何とか完了しました。
本当に、手の届かない様な、
奥に潜んで影響を
及ぼしていた、悪い奴です!
このバスも、「MS96」系の
現行型でありながら、
使用環境でしょうか、
錆が結構酷く、
火災警報センサーまで錆で
ダメにしていたのです…。
運転席の右横で、常時、
ピーピー鳴っていたの
では運行に集中出来ません。
原因が見つかり、音が鳴り
止んで良かったです。
PS . 最初、火災警報センサー
の位置が分からず、
ふそうディーラーに頂いた
FAX がこれです。
分かりますか!?
結局自分で探しました…。
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