こんにちは。kamaxです。
さて、今回のご依頼は、
ふそうの観光バス、MS96なのですが、前後にLEDの方向幕を付けたい、との事。
得意先のバス会社が、初期型のMS96を購入されたのですが、
高速路線を運行する為だそうです、、。
フロントは、
通称「あんどん」がありますよね?
そう、方向幕を入れる為のケースです…。
たいていはLEDであろうと、前幕はそのまま入ります。
問題は後ろ幕…。
新車時に最初から方向幕を入れていれば、こんな感じですよね~。
室内の位置で言うと、
リアガラスの下の内張りを開けたこの位置に付くようになっています。
外からの写真は分かりにくいでしょうか?
ちょうどリアガラスのふそうマークのすぐ上辺りに点灯します。。
しかも、この位置でLED点灯が見えるように、真っ黒なフィルムがくり抜いてあります、、。
分かりますか?新車からLEDの方向幕の付いているバスのリアガラスは、「専用品」なのです、、!
ですから、後でリアにLEDの方向幕でも付けようとなると、
『ガラスの交換が必要』なのです…。しかも、100万単位、、。
もし、純正品で交換し、後ろ幕を取りつければ、100万超えするのは、容易に想像できますね…。
それは高い、困る、なんとかして!
それが得意先のご依頼です、、、
分かりました!その高いリアガラスを交換せずに、なんとかしましょう!
という事で、作りましたよ、、
なかなか苦労しました、、。
ガッチリ固定する為に、
内張りを開けてすぐ下の鉄骨と、
ガラスの両端に斜めに走る鉄骨を
利用して作成しました…。
MS96の、特にリア周りの骨は
難しいんですよ、、
丸い形状のデザインにする為に、
鉄骨を全て湾曲させ、斜めに走らせて作られています…。
どこを基準にしても、なかなか水平が出ない!
斜めの鉄骨に対して、LEDの箱は水平に付くように設計し、しかもガラスの内側に押し当ててブレないようにする、、。
純正の位置にLEDの機器を収めるのならば、どれだけ楽か…。
でも、リアガラスは100万超え…、
それは買ってくれないんですよね、、!?
だから、こんなものを作りました。。
結構なクォリティで仕上がったので、得意先も喜んでくれました!
外からLEDの点灯を見ると、こんな感じ、、
ちょうどリアガラスの中央辺りに、
LEDが来るように設計しましたので、成功したんじゃないでしょうか?
それと、純正よりは高い位置に、LEDの方向幕が来るので、
本体が下を向くように設計しております…。
もちろん、LEDの幕が覗く部分をくり抜いて、内側から濃いフィルムを貼りました、、!
本体の箱もリアガラスに押し当ててありますので、ブレもガタつきもない!
如何でしょうか?
今回のご依頼の改造によって、得意先はどれだけ得をしたでしょうか?
そう、「半額以下」です…!
やっぱり、高いのですね~ガラスは…。
こういった、得意先がかなり得をする改造なんかも、やってのけます。
新車のバスを購入して、業務内容に見合った仕様にオーダーメイド出来れば問題ないのですが、
中古バスを購入して、それぞれの会社のデザインに全塗装したり、運行業務によって、仕様変更に伴う改造が必要な場合も多いはず…。
そうした時に、如何にお客様のご希望に寄り添えるか?
だと思うのですが、間違いでしょうか?
ふそうディーラーや、大手の架装の工場は、全て純正部品で交換の見積もりを立て、
「部品代、作業工賃を含めて1@0万円です。」
と言われるのが関の山ではないでしょうか?
まさかオリジナルで幕箱を作り、
塗装し、機器を取り付け、純正より見やすいように下に向ける、、
しかも、それを純正部品の交換でかかる、費用の半分程で仕上げる…。
この柔軟な発想が、他社にできるでしょうか?
ここが、私達の『真骨頂』であります。。
如何にお客様のご依頼に寄り添うか?費用を抑え、快適な運行業務が
行えるようにするか?
現在新車を扱う2大メーカーの、
芯にこういう意識があるのでしょうか?
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